どうも、@mystery777です。
このブログを見ている皆様はインターネットを日常的に使っていると思いますが、インターネットの中には「ダークウェブ」と呼ばれる普通に検索しても表示されない、ある特定の方法でしか閲覧できない闇のサイトが存在します。
いかにもオカルトチックな都市伝説に聞こえるかもしれませんが、ダークウェブや闇サイトは実際に存在し、ダークウェブの中には薬物売買や殺し屋への依頼等、非合法的なやりとりが行われているのです。
今日はそんなダークウェブとはなんなのか、ダークウェブへの入り方・アクセス方法など、ダークウェブについて詳しく解説していきたいと思います。
Contents
ダークウェブとは
ダークウェブとは接続に特定のプログラムが必要なサイトであり、私たちが普段使っているGoogle ChromeやInternet Explorerなどのブラウザでは検索しても表示すらされません。
サーフェイスウェブ・ディープウェブ・ダークウェブ

インターネットで閲覧できるサイトは大きく「サーフェイスウェブ」「ディープウェブ」「ダークウェブ」に分類されます。
これら3つは氷山の一角の例で例えられることが多いです。
サーフェイスウェブ
サーフェイスウェブは私たちがGoogleやYahooを使って簡単にアクセスできる、今読まれている私のブログのような一般的なサイトをさします。
インターネット上には数えきれない情報があると思いますが、サーフェイスウェブはインターネット上の情報のほんの一部にすぎないとされています。
ディープウェブ
ディープウェブとはGoogleなどで検索しても引っかからない、例えば有料会員専用のコンテンツやSNSの投稿、会社内部のネットワークなどをさします。
インターネット上にある情報の90%はディープウェブであると言われており、私たちが普段から調べている情報はほんの一部にすぎることが分かります。
ダークウェブ
ダークウェブはディープウェブの一部として考えられていますが、ディープウェブと違い特定のブラウザや方法を使わないとアクセスできないサイトをさします。普通の人であれば存在すら知らない、まさに知る人ぞ知る闇のインターネットです。
ダークウェブの入り方・アクセス方法

前述したように、ダークウェブはGoogleやYahooなどからでは検索することができませんし、Google ChromeなどのブラウザではURLを知っていてもアクセスすることができません。
ダークウェブには特定のブラウザを使ってのみアクセスすることが可能です。それブラウザこそが「Tor(The Onion Router)」というブラウザです。
Tor(The Onion Router)とは

アメリカの米海軍調査研究所が個人情報などの機密情報を高いセキュリティで通信するために、通常のネットワークとは異なり、完全な匿名によるアクセスを実現するオニオンルーティングという技術を開発しました。
当初はアメリカ政府のみが使うことを目的として開発されたものですが、利用者がアメリカ政府だけということは、接続が完治されたときにアメリカ政府からのアクセスということが分かってしまいます。
完全なる匿名を実現するためにはアメリカ政府だけでなく全員が使える必要があり、そこでアメリカ政府はこの技術をオープンソースとして公開しました。
それが「Tor(The Onion Router)」として普及していったのです。
Torを使ってアクセスする
ダークウェブにはこのTorというブラウザ経由でしかアクセスができません。ちなみにTorは検索すれば普通にインストールすることが可能です。
こんな違法な物を使っても大丈夫なのかと思うかもしれませんが、Tor自体は完全匿名性でのインターネットを実現するブラウザであり、ダークウェブを閲覧するためだけのブラウザではないのでご心配なく。
ダークウェブの主なコンテンツ
ダークウェブの全てが悪用目的のものではありませんが、中には映画の中でしか見たことがないような非合法的な闇サイトが存在します。
中には都市伝説的に語られているようなサイトも多くありますが、実際に摘発された違法サイトもあり、映画の世界だけとおもっていた闇サイトがダークウェブの中には実際に存在するのです。
ダークウェブにある主なコンテンツは以下の通りです。
違法売買サイト

違法売買専門のECサイトなどもダークウェブには存在します。薬物や武器、人身売買やクレジットカードの情報など、通常では考えられないような商品を売買しています。
ダークウェブの違法売買サイトとしては「シルクロード」というサイトがとても有名でしたが、現在はFBIにより摘発されサイトは閉鎖、管理人も逮捕されています。
ちなみにダークウェブ上の金銭のやりとりは、匿名性の高い仮想通過のビットコインを使うのが一般的となります。
ハッキング代行

世界中のハッカーがダークウェブを通してハッキング代行のサービスを売買しており、金融機関へのサイバー攻撃や企業へのハッキングなどのサービスを個人またはグループで提供していたりもします。
SNS

違法サイトばかりが目立ってしまいますが、ダークウェブにあるサイトのほとんどは合法的なサイトであり、TwitterやFacebookなどのSNSもダークウェブ上には存在します。
ダークウェブの有名サイト一覧
ダークウェブとして知名度のある有名なサイトがあるので、ここではダークウェブを象徴する有名サイトをご紹介したいと思います。
シルクロード

すでにFBIに摘出されていますが、薬物や武器などといった違法売買を専門とするECサイトです。
世界中に会員がいるまさにインターネット上の闇のマーケットとして有名であり、ダークウェブのアングラな世界を象徴するようなサイトと言えるでしょう。
赤い部屋(Red Room)

「赤い部屋」は都市伝説的に語られているサイトですが、殺人のライブ中継や人体実験の動画などを映したダークウェブのサイトです。
赤い部屋については報告された証拠も偽物であったため、本当に存在するサイトなのか、単なる都市伝説なのかも不明となっています。
Grams(グラムス)

グラムスはダークウェブ上にある闇サイトに特化した検索エンジンです。グラムス自体もダークウェブのため、Tor経由でないとアクセスすることができません。
Onionちゃんねる

日本の5ちゃんねるのダークウェブ版にあたるのが「Onionちゃんねる」です。
ただでさえアングラな5ちゃんですが、Onionちゃんねるでは非合法的なやりとりがされているようです・・・。
Besa Mafia

私たちの日常からすると考えられないことですが。「Besa Mafia」はヒットマンを雇う専門サイトです。
ただし2016年にBesa Mafiaを捜査したところ、実際は依頼を受けるだけの詐欺サイトであることが分かりました。
ダークウェブの闇サイトの多くがBesa Mafiaのような詐欺サイトという話もありますが、例え詐欺であってもこんなサイトがあるだけでも恐ろしいものです。
ダークウェブで売られていると噂の商品
ダークウェブのサイトには薬物や武器などの違法商品は当たり前として、実に意外な商品も売られていると言われています。ここではダークウェブで実際に売られていたとされる一風変わった不思議な商品についてご紹介していきたいと思います。
ミステリーボックス

何が入っているか分からず空けてからお楽しみのミステリーボックスという商品がありますが、このミステリーボックスはダークウェブでも売られているのです。
危険なダークウェブのミステリーボックスに何が入っているのか、考えるだけでも非常に恐ろしい・・・。
ただダークウェブで購入したミステリーボックスの中身が気になる人も多いのか、海外のYouTuberが紹介しているミステリーボックスの開封動画は再生回数も数千万を超えるほどの人気動画となっています。
不老不死の方法
こんな胡散臭いものを誰が買うのかという感じもしますが、ダークウェブには不老不死になる方法なんでものまで売られているようです。
「How to live forever」という本がこの不老不死の正体のようですが、実はこの本はAmazonでも売られており今でも買うことができます。
子供の霊

違法なものからオカルトまでなんでもありなダークウェブでは、中絶で生まれたなかった子供の幽霊なんてものも買うことができます。
果たしてそんなものを買う人がいるのか甚だ不思議ですが、実際にお守りとして購入する方もいるようです。
ダークウェブには近づくべからず
ダークウェブについて色々とご紹介してみましたが、少し興味を持った方でも興味本位でダークウェブに近づくことはやめておきましょう。
もちろんダークウェブあるサイト全てが危険なサイトではありませんが、ダークウェブの世界は私たちが想像できないようなとても危険なサイトがあるのも事実です。
ダークウェブ上ではサイトを閲覧するだけで感染するウイルスやフィッシング詐欺なども多いので、ダークウェブには絶対に興味本位で近づくのはやめましょう。
以上、闇のインターネット「ダークウェブ」についてでした。
信じるか信じないかは、あなた次第!
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