映画でよく見る人間の冷凍保存(クライオニクス)の真相!人体冷凍保存の方法や事例を解説!不老不死は可能なのか?

どうも、@mystery777です。

映画や小説でよくある題材として、人間の冷凍保存というものがあります。

実はこの冷凍保存は映画だけの話ではなく、現在でも実際に行われているもので、また日々冷凍保存の研究や実験が行われています。

ここではSF映画おなじみの人体の冷凍保存の実態や真相について解説していきたいと思います。

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人体冷凍保存(クライオニクス)とは

人間を冷凍保存すると聞くと生きたまま冷凍することで、年をとることなく永久的に生きていけるようなことを想像すると思います。

しかし、現代では生きた人間の冷凍保存は法的に許可されていないため、死んだ人間が腐敗しないように 人体を冷凍保存するクライオニクスという方法が行われています。

死んだ人間が生き返るなんてことは現代の技術では不可能ですが、何百年後の未来には人体の蘇生も可能かもしれません。現代の医療技術では治療が不可能な人たちが、医療技術が発展した未来に希望を託し選ぶ方法こそ人体冷凍保存の考え方なのです。

日本でも人体の冷凍保存は可能か

日本には人体を冷凍保存しておく施設はないもの、人体冷凍保存の考え方を推奨する「日本トランスライフ協会」という団体が存在します。

この日本トランスライフ協会が死体を冷却、保存施設のあるアメリカやロシアに輸送するサービスを提供しているため、日本でも人体の冷凍保存をしてもらうことは可能です。

サービスの詳細は日本トランスライフ協会の公式HPをご確認ください。

人体の冷凍保存で有名な「アルコー延命団体」

アルコー延命財団

人体の冷凍保存は複数の企業・非営利団体で行われていますが、その中でも特に有名なのがアメリカにある「アルコー延命財団」という非鋭利組織です。

アルコー延命財団は1972年に人体冷凍保存のパイオニアとして知られるチェンバリン夫妻によって設立され、現在は分子ナノテクノロジーの研究者であるラルフ・マークル氏が理事を努めています。

1976年に初めての人体冷凍保存を実施し、現在では100人近い死体を冷凍保存しています。冷凍保存されている死体の中には、メジェーリーガーのテッド・ウェリアムズ氏など著名人もいるようです。

人体の冷凍保存は宗教や詐欺との声も

人体冷凍保存については倫理的にも懐疑的な声も多く、神経科学者のマイケル・ヘドリック氏は人体冷凍保存を偽の科学として断言しており、「人の希望を利用して利益を得ている人間は怒りと軽蔑に値する」などとコメントをしています。

また、アルコー延命財団のような企業や団体に対しても「詐欺」や「宗教」という声も多く、「心の弱い人に希望という餌で騙している」など人体の冷凍保存について疑問視する方も多くいるようです。

死んだ人間を冷凍保存する方法

まず冷凍保存と言っても死んだ人間をそのまま冷凍している訳ではありません。

冷凍時に血液が体に残っていると血管が破裂して細胞を破壊してしまう可能性があるため、死亡後すぐに全身から全ての血液を抜き、凍結を防ぐための「クライオプロテクター」という特別の液体と入れ替えます

続いて部屋に液体窒素を流しこみ3時間かけて遺体を-194℃にまで下げます。遺体が冷凍保存できる状態になれば、体にアルミホイルを巻き保存用のポットに入れて終了です。

人体冷凍保存の施設を見学したことがある日本トランスライフ協会の鈴木氏によると、「1つの容器の中に世界各地の方々、何人かが頭を下にして入っていた。」とのことです・・・。

生きた人間を冷凍保存することは可能か

SF映画などでは生きたままの人間でも冷凍保存するのが当たり前ですが、生きたままの人間を冷凍保存をして解凍と同時に生き返るといったことは可能なのでしょうか。

金魚やカエルなどは冷凍した後に解凍するとまた動きはじめることもありますが、人間は体が大きく冷凍するまでに時間がかかるため、冷凍するまでに氷の結晶で細胞が破壊されてしまい解凍後に蘇生ができないようです。

もし人間サイズでも一瞬で冷凍することができれば、生きたままの冷凍保存の実現にぐっと近くなるようです。

冷凍保存の費用

人体の冷凍保存はあくまで任意の方法であり、冷凍保存するためにはかなりの金額を必要とします。

先ほどご紹介したアルコー鋭利団体で人体冷凍保存する場合は、冷凍保存の施術に全身で15万ドル(約1700万円)頭部だけで8万ドル(約900万円)ほどかかります。またアルコー鋭利団体のメンバーになるには年会費を払う必要があり、生命保険にかけているお金を冷凍保存にかかる費用にあてている方もいるようです。

ちなみにアルコー営利団体以外にも競合の企業・団体は存在し、クライオニクス研究所という団体での施術費用は2万8千ドル(約3000万円)で設定しています。

現在冷凍保存されている人

人体の冷凍保存は現在まで350人以上の人が保存されており、メジェーリーガーのテッド・ウィリアムズなど世界的に有名な著名人なども冷凍保存されています。

人体の冷凍保存は道徳的に反するとの意見も多く、任意の選択であったとしても決断までには様々なエピソードが存在します、ここでは実際に冷凍保存されている人たちの実例をご紹介していきたいと思います。

テッド・ウィリアムズ

テッド・ウィリアムズ冷凍保存

レッドソックスに所属していたメジェーリーガーのテッド・ウィリアムズは、死んだ後に生き返って再会することを望んだ息子のために人体冷凍保存の選択をしています。

ウィリアムズが冷凍保存されるまでには火葬を希望する長女と裁判まで発展するなど一波乱あり、頭部は冷凍保存し頭部以外の全身は火葬するという判決で決着しています。

ウィリアムズの冷凍保存を望んだ息子もその後白血病で亡くなってしまいましたが、いつかの未来を信じ父親と共に冷凍保存されているようです。

マセリン・ナオバラトボン

マセリン・ナオバラトボンはタイ人の少女で、最年少の人体冷凍保存者として一躍有名になりました。

脳腫瘍が原因で2才という若さでこの世を去ってしまいましたが、医療技術が発展した未来に生き返れることにかけた両親の判断により冷凍保存という選択を選んでいます。

ピーター・ジャクソン

ピーターはイギリスの14歳の少女で、自ら希望をして人体冷凍保存という選択をしました。

冷凍保存を望むピーターと母親に対して、冷凍保存に反対する父親とで裁判まで発展したことでも有名です。

癌で長く生きられないことを知ったピーターは、判事への手紙に以下のような内容を書いています。

私はまだ14歳です。死にたくありません。でも、死ぬのだと分かっています。冷凍保存してもらえば、治療を受け、目覚めるチャンスがあると思います。何百年も後かもしれませんが。地面の下に埋められるのは嫌です。私は生きたい。もっと長く生きたい。将来、私の癌を治療する方法が見つかるかもしれません。そのチャンスが欲しい。それが私の願いです

ジェームズ・ヘッドフォード

ジェームズ・ヘッドフォードはカリフォルニア大学の心理学者で、1967年に家族の手によって行われた人類初の人体冷凍保存者です。

ハル・フィーニー

ハル・フィニー冷凍保存

仮想通貨に詳しい方は聞いたことがあるかもしれませんね。ハル・フィーニーは仮装通過ビットコインの開発者としてとても有名な人物で、ALSという筋肉が萎縮する難病でこの世を去っています。

そんなハル・フィーニーも現代では難病とされるALSが当たり前のように治る未来に希望を託し、今も冷凍保存されながら眠っています。

ミチコ

冷凍保存されている日本人

詳細は分かりませんがミチコという名前の日本人女性が、すでに人体冷凍保存をしていることが判明しています。

人体の冷凍保存は善か悪か

様々な意見がある人体の冷凍保存ですが、個人的にはお金さえあればやってみたいなんて思います。

10年前ですらこんな世の中になっているとは思ってもいなかったので、数十年後、数百年後の世界なんて考えられないほど進化しているのだと思います。

それこそ今では解決しない難病も風邪のように治っていたり、不老不死なんて当たり前だったり、そんな未来に希望を託すという考えは個人的には賛同します。

ただ何百年後かに一人生き返っても虚しい気がするので、どうせなら愛する家族や愛犬達と一緒に冷凍保存され生き返りたいですね。

皆さんは人体の冷凍保存についてどう思いますか?自分だったらどうするか考えてみると面白いですよ。

以上、人間の冷凍保存の真相でした。

信じるか信じないかはアナタ次第!

 

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